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【第6回】地下鉄に閉じ込められて

長南君からバトンを受け継ぎました新井です!

第6回目となる今回も、震災の当日を私がどう過ごしていたか、そしてそこから考えた事や学んだ事を書き連ねようと思います。


その日、15時に田園都市線の駒澤大学駅に待ち合わせだったので、電車に乗り5分前に着くよう駅に向かっていました。

2駅前の池尻大橋駅を出発した瞬間、これまでに経験した事のない勢いの急停車!

初めは人身事故かと思い、まさかこのタイミングで巻き込まれるとは…等と思っていましたが、事態はもっともっと大きく悲惨なものでした。

あまりの強い勢いの急停車に、倒れてしまう人、困惑する人がいる中、「地震発生の為、安全確認中なのでしばらくお待ちください」というアナウンスだけが車内に流れ、かれこれ30分程閉じ込められた状態に。

田園都市線は地下鉄なので電波が入らず、電話、メール、ネットは当然繋がらない。駒澤大学駅で待たせてしまっている友人に連絡したいが出来ず、また外では一体何が起こっているか、知りたくても知る事が出来ない状態が長く続き、次第に不安とストレスと焦りの気持ちに支配されていきました。

そんな状況に陥ってたのは私だけではなく、大半の乗客がそうだったようで、不安に煽られて、次第にどんどんネガティブな会話が車内を飛び交うようになりました。

「もしかしてトンネル崩れるんじゃない…?」
「ここで死にたくないよ」



現代の私達は、情報が溢れかえり、取捨選択の能力が問われているという程に、情報に恵まれすぎていると言えるくらいの情報化社会に中に生きています。

特に携帯電話への依存性は著しく高く、もはや生活の一部として切り離せない存在になっています。

しかし、その車内では、外界の電話が遮断され、一大事かもしれないその瞬間に携帯電話で確実で詳しい情報を得る事が出来ない。

情報は、ちょっとのアナウンスと、不安を煽る乗客の声のみ。

それは、長い間情報化社会に生きてる我々にとっては、今までに経験した事のない程のストレスやフラストレーションだったと思います。


携帯電話一つ使えなかっただけで強い不便さを感じ、何も出来なくなる状況に、目の前の事に対する不安とは別の不安も感じていました。

それは、私達は携帯電話が無ければ情報収集能力が一気に失われる、という事。

情報を得る能力を、携帯電話という機械に依存しすぎているのではないか、そしてそれは、いざそれを失った時に対応出来なくなるという危険性も孕んでいるのではないか?

携帯電話やパソコンで見るニュース記事等も大切な情報であるけれども、

自分の五感で感じた事や、足を動かして始めてわかる感覚、それも同じように大切な情報だと思うのです。

現地にボランティアに行った知人達からよく話を聞くのですが、

メディアを通して得る被災地の状況と、この目で見た状況はまるで違うと口を揃えて言っていました。

携帯電話は利用するものであり、依存するべきものではない。

やはり最後は、自分の五感で得る情報が最も価値があり、信頼出来るのではないかと思うのです。



次は田口さんのターン!
よろしくね!




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